上棟祭を執り行いました

工事の安全を祈願
七月二十六日に改修中の酒蔵にて、上棟祭を執り行いました。改修工事に関わる方々にご参列いただき、工事の安全と建物の無事を祈願いたしました。上棟祭とは、竣工後も建物が無事であるよう願って行われるもので、棟上げ(むねあげ)ともいわれます。柱・棟・梁などの基本構造が完成し棟木を上げるときに行われる神事です。築百年の蔵を次の百年へと繋いでいく形で今後も改修を進めてまいります。

多くの地域の方が参加
上棟式終了後は、前庭にて餅まきを行いました。餅まきは、餅や小銭をまいて人々に福を分け与える伝統的な行事で、上棟式後に行われます。餅まきには、多くの地域の方や、お客様にご参加いただきました。ご参加いただいた皆さま、誠にありがとうございました。

改修工事も次の段階へ
「家曳」「継ぎ木」等の工程を経て、現在は「大屋根の下地組」工程を行っています。そして近日からは屋根に瓦が並び始め、少しずつ酒蔵ガルテンの外観が見え始めます。改修中の蔵の変わりゆく姿も、杉能舎へお越しの際は是非ご覧ください。完成までどうぞお楽しみに。開業は冬を予定しています。

ー 編集後記 ー
「杉能舎だより」は今回の連載で一周年を迎えました。いつもご愛読いただきありがとうございます。今後も様々な角度から杉能舎をお伝えしていきます!
[ 編集担当 森 ]